【レポート】アース・スターノベル10周年夏祭り『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』スペシャルステージ
2025年7月19日(土)にベルサール秋葉原にて開催された「アース・スターノベル10周年夏祭り」より、アニメ『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』スペシャルステージの模様をお届けする。イベントには当日発表されたアレン役の田村睦心さん、クレナ役の飯塚麻結さん、ドゴラ役の畠中祐さんが出演。ステージ内では2026年1月のアニメ放送開始が発表されたほか、ティザービジュアルもお披露目されるなど、新情報が続々と解禁され、大きな盛り上がりを見せた。
キャスト発表ステージと銘打たれ、出演キャストは当日まで伏せられていた本ステージ。ファンが待つ中、司会の大久保瑠美さんから、アレン役を田村睦心さん、クレナ役を飯塚麻結さん、ドゴラ役を畠中祐さん、セシル役を千本木彩花さんが演じることが発表され、田村さん、飯塚さん、畠中さんの3人が拍手に迎えられて登壇した。千本木さんは残念ながら欠席となったものの、事前に収録されたコメントが代読された。
千本木さんのコメントの中にアフレコというワードが登場したことから、話題は現在進行中のアフレコへ。畠中さんは「アフレコは順調に進んでいる」と報告。田村さんはアレンのセリフ量の多さに触れ、ずっと俺のターンみたいな状況だと収録の大変さを明かした。一方で「やりがいはすごくある」、「丁寧にこだわって収録している」と充実した様子を見せ、畠中さんからも「一丸となって頑張っている」と現場の良い雰囲気が伝えられた。
続いて各キャラクターへの印象を問われると、田村さんは行き詰まるとプレイを辞めてしまう自身のゲーム体験と比較しながら、「アレンは何度でも挑戦し続ける、諦めない強い男」と分析。クレナについて飯塚さんは「元気、明るい、そしてパワー」と表現し、「演じているとキャラクターの楽しそうな様子に感化されてしまう」と収録を振り返った。畠中さんはドゴラを「とても泥臭いヤツ」と評し、「強者へ憧れを抱きながら、格好つけることなく一生懸命努力する姿に好感が持てる」と語った。
イベント後半では、ティザービジュアルが初解禁。アレンと彼が従える召喚獣が勢ぞろいしたビジュアルとなっており、可愛らしいものから強そうなものまでバラエティに富んだ召喚獣に注目が集まった。またここで放送時期が2026年1月になることも発表。アニメ公式サイトや公式Xがオープンした旨も伝えられた。
また、オーディションの裏話も披露された。田村さんは以前、本作のオーディオドラマに出演していた経緯があり、アニメでも起用してもらえることを願っていたところ、実際にオーディションに合格。満場一致での合格だったとのことで、喜びも一層大きかったという。一方、畠中さんは「一番難航した」と告白。あまりに結果が来ないため、マネージャーにたびたび確認を取ってしまい「ちょっとキレられるぐらい聞いてしまった」というエピソードを披露。選出の決め手は何だと思うか問われた畠中さんは、想定外の質問に困惑しつつも「声がバカっぽいから?」と自虐的に答え、会場を沸かせる一幕もあった。
最後に、キャスト陣がそれぞれの想いを語った。畠中さんはアレンの行動から「好きってことはこんなにも武器になるんだということを感じ取ってもらいたい」とコメント。飯塚さんは、「アレンが時々こぼす家族や友人たちへの想いやバトルシーンに注目してほしい」と呼びかけた。田村さんは画のクオリティの高さにも触れつつ、「原作小説やコミカライズを読みながらアニメの放送を楽しみにしてほしい」と放送への期待を込めて締めくくった。
アニメ『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』は2026年1月放送開始予定。原作小説もアース・スターノベルより第11巻まで発売中。
©ハム男/アース・スター エンターテイメント/ヘルモード製作委員会
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