小説投稿サイト「小説家になろう」が今後の取り組みを発表 「作品創作におけるAI利用状況の設定」を必須化へ
株式会社ヒナプロジェクトが運営する小説投稿サイト「小説家になろう」は、2026年4月にサービス開始より22周年を迎えた。そしてこのたび、「小説家になろう」から誕生するアニメが累計200作品を突破した。さらに商業化やメディア化を安心して進められる体制や、創作プロセスが適切に扱われる環境づくりに向けて、新たに開始する取り組みについても発表が行われた。

■今後の取り組み
▼「作品創作におけるAI利用状況の設定」を2026年6月9日より必須化

投稿作品の編集画面に「AI利用状況」を設定する項目を新設する。設定可能な選択項目は以下の通りとなる。
【直接使用】
作品の本文において、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある場合に設定する。
【間接利用】
作品の本文において、作者自身の表現に置き換えるための下書きや素材として「間接的」にAI生成物を利用している場合に設定する。
【補助的利用】
作品のアイデア出し・資料調査・誤字脱字やスペルチェック等、AIが作品本文の執筆そのものに関与しない、補助的な利用に留まる場合に設定する。
【不使用】
その作品の創作にAIを使用していない場合に設定する。
▼「なろうパートナープログラム」の提供を2026年6月後半より開始

同プログラムは、商業化やメディア化に関して、運営が必要に応じたサポートを行う取り組みとなる。新たに実装される「メディア化打診のサポート希望設定」を通じて、以下のサポートが受けられるようになる。
1.企業から作品への商業化・メディア化打診があった際の初動サポート
2.商業化・メディア化に関する進め方についてのサポート
3.ポテンシャルがある未商業化作品に対して、商業化・メディア化を目指した企業などへの紹介検討サポート
▼「書報機能」を2026年秋頃までにアップデート
「小説家になろう」に投稿している作品が書籍化された際に、申請することで専用の公開ページに書籍化情報を紹介するサービス。今後は書報申請をするだけで、承認後に作者のマイページの作品一覧に書影が表示されるようになる。
上記の取り組みにあわせて、利用規約やガイドラインの改定も予定されている。詳細については小説家になろう公式ブログを確認してもらいたい。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

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